今現在ドイツで研鑽を積む岡本がCDデビューにあたり、「今、自分が表現したいもの」、長く温めてきて「今こそ表現したい」と思える作品の数々を選曲しました。
ブラームス、ローベルト・シューマン、クララ・シューマンの複雑かつ素敵な関係性、そして、ロマンティシズムに溢れる時代を生きた人間が書いた作品たちの演奏を通じて、その時代の19世紀中ごろのドイツロマン派を感じていただけるようなプログラムです。
そして、岡本と長年の親交のあるピアニスト〈反田恭平〉とは、入念にリハーサルを重ねて相談し、レコーディングに望みました。それぞれ音楽への強いこだわりと想いを持ったソリストである二人から、どのような化学反応が起こるのかお聞き逃しなく!
ヴァイオリン:岡本誠司
ピアノ:反田恭平
収録曲
ロベルト・シューマン、ブラームス、ディートリヒ: F.A.E.ソナタ
R.Schumann, J.Brahms, A.Dietrich : F.A.E. Sonate für Violine und Pianoforte
[1] 1. Allegro (Albert Dietrich)
[2] 2. Intermezzo, Bewegt, doch nicht zu schnell (Robert Schumann)
[3] 3. Scherzo, Allegro (Johannes Brahms)
[4] 4. Finale, Markiertes, ziemlich lebhaftes Tempo (Robert Schumann)
クララ・シューマン: 3つのロマンス Op.22
C.Schumann: 3 Romanzen für Violine und Klavier Op.22
[5] 1. Andante molto
[6] 2. Allegretto
[7] 3.Leidenschaftlich schnell
ブラームス: ヴァイオリンソナタ第1番ト長調 「雨の歌」 Op.78
Brahms: Sonate für Klavier und Violine Nr.1 in G-Dur Op.78
[8] 1. Vivace ma non troppo
[9] 2. Adagio
[10] 3. Allegro molto moderato
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